2009年6月1日月曜日

FX-こぼれ話

さて、週が明けて6月になりましたね。

先週末はレバレッジ規制の要綱が発表されて、日本のFX市場に大きな衝撃を与えました。

しかし、その発表までの間に裏側でさまざまな動きがあったようです。

■こぼれ話
先ごろ行われた、金融庁主催のFX会社への規制についての事前説明会の会場での話です。
これは「FX会社への規制を行うことを検討していますが、内容はこのようなものです。」と金融庁がFX会社に向けて説明をするために開いたもので、そこには日本国内のFX会社の担当者が集められていました。

そんな場で話が核心である「社会的混乱・金融不安を生じさせない為に、信託保全を行うことを義務付ける」という部分に差し掛かったとき、とあるFX会社の担当者が質問をしたそうです。

 「信託保全ってなんですか?」

その担当者は、とても真面目にその質問をしていたとのことですが、今では個人投資家の間でも日常的に使われる程、用語として定着しているにも関わらず、お客様の資産を預かる立場にあるFX会社の担当者がそのような質問をしたとなれば、呆れるしかありません。

当然のように金融庁の担当者もあっけにとられたようですが、もしかするとレバレッジ規制が急激に強化された背景に、このような出来事が関係しているのかも知れませんね。


無数にあるFX会社ですが、当然のことながらそこで働く従業員のレベルは様々でしょう。
しかし、このような場に信託保全についての知識を持ち合わせていない従業員を派遣するFX会社は、果たして信用していいのでしょうか?

玉石混合のFX会社の中から、信用できるFX会社を自分の目でしっかりと見極めていきましょう。



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